2007年02月17日

理想と現実

技術立国の日本
その日本でモノづくりにかかわっている自分が思うこと
自分も気がつけば不惑の世代...
自分もそうしてもらったように
若い人達の、教育をしていかなければいけない立場なのだが
実行できていない
育てる以前に、去っていってしまう
仕事に魅力が無いのか?動機付けが出来ていないのか?
「若者が3年で会社を辞める理由」という本を読んでみたが
自分の育った時代とはかなり社会体系が変化してきている。
派遣社員の増大。会社は仕事量に合わせ、派遣社員や外国人研修生などを雇用する。
仕事量が減ってきたら、簡単に契約解除、または研修生は3年単位で入れ替え。
独自技術の継承などができる状態ではないのかもしれない
しかし、現場力が落ちていることに経営側は気づいているのだろうか?
気がつけば、定年間近の団塊の世代と外国人派遣労働者ばかり
モノづくりをしていくということは
「ただ機械の起動ボタンを押せればいい」ということではないと思うのだが...
自分の担当する機械の操作方法、始業点検、簡単なメンテナンスはできて当然というのは
私自身の古い考えなのか???
せめて、正常と異常の区別ぐらいはしてほしいというのも、ワガママなのだろうか?
五感をフルに使って、切削音、切削面から刃具や機械の状態を把握する
車を運転することと、なんら変わりがないような気がするのだが...
そういう、簡単な事を教えられない自分が今ここにいる。




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この記事へのコメント
今日は

私のところと同じよおな製造業ですか 

当社は木工屋です ローテクもいいとこでして
夏は夏なり 冬は冬なりの季節感そのまんまの環境です

人を育てるとか教育を零細企業が請け負うなんておかしいのですが
それをしないと仕事が進まないのでしょうがないことでして

又 伝統も途切れてしまいますから現在は頑張るしかありません
今はそれほど景気も良くありませんから今後どうなるか

解りませんがメーカーになるよう頑張っています

花粉症早く治るといいですね
Posted by モッキチ at 2007年03月02日 22:52
モッキチさん

製造業の雇われサラリーマンです(^^;
いい加減にいいかげんでぼちぼち、やっていきます(笑)
Posted by dekaichi at 2007年03月04日 00:31
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